オリンピックに出場する水泳選手は、トップスイマー。
陸上選手だけではなく、このような人たちも含めて、
トップランナーと定義しましょう。
短距離選手は、瞬発力というスピードが持ち味。
長距離選手は、持久力というねばりが持ち味。
しかし、解説をよく聞いていると、たびたび同じことを口にしていた。
カテゴリーは、短、長と違っても、そのカテゴリーの中でさらに厳密化されていく。
オリンピックに出る選手たちの100m走であれば、
全員瞬発力があるに決まっている。
しかし、「この選手は、スタートが速い。」とか、
「後半の追い込みがすごい。」とか。
マラソン選手であれば、持久力があるに決まっているが、
「この選手は、ねばりがある。」とか、
「この選手はスピードがある。」とか。
北島康介選手の100mでは、「ラスト25m粘れるか、
ここがポイント。」と言っていた。
もうおわかりですね。
短距離であろうと、長距離であろうと、
トップランナーには、大きく二つの力が必要になる。
厳密化していくと、どちらかの選手になる。
マラソン選手であるのに、スピードの選手。
100mの選手なのに、ねばりの選手。
ねばりとスピード。
この二つの力を持っていれば、企業貢献、社会貢献がまずできるでしょう。
そして、この二つを完璧に兼ね備えた選手の一人が、北島選手でしょう。
みなさんはどのタイプ?
S ねばり、スピード兼ね備えた人材
A ねばり型
B スピード型
C ともになし
僕らは、凡人なんで、オリンピックの次元で見てしまったら、
ほぼみんなCであろう。 それでは意味がない。
意味ある基準を考える必要があるね。それぞれの人たちが。
大卒3年以内に離職する率3割を超えるそうだ。
ちょっと困った世の中。
これらの人たちは、まずS,Aはなし。
ほとんどがCだろう。だれかのせいにする人たちだろう。
まあ、ギャグでいえば、B。やめるスピードはやすぎ(笑)。
しかし、そんなスピードは本物のスピードのわけがない。
自分はどのタイプだろうか?
自己成長するために、弱さを知ること。強さを知ること。
強さを更なる武器にするのか、
弱さを知りぬき、二つの力をとりにいくのか。
自分は、もちろん両方とりにいく。
ねばりとスピードを。