ハスキー
本日は、豊橋市・鷹丘校・二川校の、
中3生の保護者の方々へ向けてです。
高校入試が終わりました。
中3生のみんな、
ここまで、本当によく頑張ってきた。
合格発表までの期間、
待つには長いけれど、ゆっくり休んで、たくさん遊んで下さい。
保護者の方々、今までお子さんを支えてくださり、ありがとうございました。
お子さんにとっても大変な一年でしたが、
お父さん、お母さんにとっても、大変な日々だったと思います。
この2日間で、何人かの中3生の保護者の方と、電話で話しました。
たくさんの温かい言葉をいただいて、
生徒たちとの今までの色々な場面が頭をよぎり、
子どもたちがどれほど成長してきたかが胸に迫って、
僕は電話の度に、声が震えそうになるのを笑ってごまかしながら喋りました。
昨年、校舎で三者面談をしていたある日のこと、
一人のお母さんに、聞かれました。
「先生って今日、何人くらい面談するんですか?」
「えーと、今日は、二十人くらいですかね」
「えー、大変ですね。私だったら絶対やだー」
ははは、と僕は笑いましたが、あのとき言わなかったことがあります。
それは、僕も嫌だということです。
いや、それは冗談で、あの、面談ね、面談、
保護者の方との面談で、僕がありがたいと思うのは、
お父さん、お母さんたちと話すことで、
本当に大切なお子さんを預かっているんだ、ということを、
忘れずにいられるところです。
別に面談なんかしなくたって、それは忘れちゃいけないんだけど、
実際に保護者の方を目の前にすると、
それを自分の手に触れるものとして、感じることが出来る。
僕には子どもがいません。
ただ、ときどき、思うことがあります。
子どもがいたら、入試なんて本当に嫌だな、と。
保護者の方自身、不安だったり、苛立ったり、しんどい日もあったと思います。
それでも、「この子の方がきっと大変だから」と、
色々なものを飲み込んで、
当たり前のように「いってらっしゃい」や「おかえりなさい」を積み上げてきたこと、
本当に、頭が下がります。
普段、塾の授業の様子を保護者の方に見ていただく機会はありません。
この場を借りて、伝えておきます。
鷹丘校の中3生たち、
二川校の中3生たち、
本当に素晴らしいクラスでした。
共に笑い、共に燃え、
この子たちがこの教室で、一緒に戦っていることに意味がある。
心から、そう思えるチームでした。
保護者の方にとっても自慢のお子さんだと思いますが、
僕にとっても、自慢の生徒たちでした。
開拓塾を選んでくださって、
今まで通わせてくださって、
本当にありがとうございました。
箸本竜也