ハスキー

豊橋市、鷹丘校。
新学年の春を迎える今日この頃。

さて、うちにいるトカゲの青ちゃんの話ですが。

昨年の11月くらいからいっきに食欲が落ちて、年が明けてから、めったに餌を食べない時期があった。
もう子どもでもないから餌は数日に一度でいいし、アオジタトカゲという種類はとても丈夫で、しばらく餌を食べないくらい何でもないし、冬は食欲が落ちるのも仕方ないらしい。
が、僕としてはやはり心配だったわけです。
色んな餌を試してみたが、ほとんど食べない。
大好きだったバナナも、一口か二口食べてそっぽを向いてしまう。
たまごボーロだけは相変わらずよく食べるけど、甘いものばかりあげるわけにもいかない。
うーむ、どうしたもんかね。

そんな折、2月初旬の休みの日にたまたま、青の前で僕がパンを食べていた。
それを、青はじっと見ていた。
だいたい、こちらをじっと見るタイプの子なのだが、これはもしや?と思った僕は、試しに「青ちゃんもご飯食べる?」と聞いてみた。
答えるわけがないので、餌を作って持っていったら、本当に久しぶりにむしゃむしゃ食べた。
おいおいおい、そんなことある?
僕が餌、じゃなった、ご飯を食べているのを見て、「僕も!」ってなる?トカゲが?

気になったから色々調べたら、これ、結構あるらしい。
科学的な根拠はない(説は色々ある)が、比較的大型のトカゲを飼っている人たちが何人も「餌を食べないときに目の前で人が食事をしたら食欲が出た」っていうケースを体験していた。
マジかよ。

青には申し訳ないんだけど、本当にのほほんとしていて、あまり賢そうには見えないから、「そんなこと認識してんの?」ってちょくちょくびっくりする。
これからは食欲を失うたびに、僕が見本を見せることにする。

ちなみに、温かくなってきた現在は、こっちがびびるほど食欲満点です。