頑張っているけど、できない。
頑張っていないから、できない。
この子はどっち?
彼の勉強の事実が不明確なとき、

さあ、どっち?
かなり勉強はやっているとわかってたとしよう。
(ちなみに、これくらいで明確な事実と考えてはいけない。)
自分は、心の中でだが、
後者を選択する。

もちろん、彼を否定はしない。
自分の心の中での指導姿勢だ。
それは、後者のほうが、伸びる可能性があるから。
事実が不明確ならば、伸びる可能性が高いほうを選択する。
頑張っている。この基準はどこ?
彼の限界点なの?
がんばっている、努力の限界点まで到達している。
そこからどうやって、人を伸ばすんだ?
だったら、その子を伸ばすために、
その子に哀れみの目で見ないように、
自分の気持ちを下げないように、
まだいける。この可能性にかけたい。
相手をろくに知らないで、評価を下す
上目線なんていらない。

何も言わなくても、指導者の心が、
生徒に伝わる。
「君は、伸びる。」
その理由は、

「ごめん、俺が頑張っていなかったから。」