ハスキー

豊川市、開拓塾、八幡校。

冬が来ましたね。

私は昔から、かなり強烈に冬が嫌いです。

ただ寒いというだけで、全身の細胞からエネルギーが失われてゆくのを感じます。

私が少年時代を過ごした故郷の群馬県の冬は、それはそれは恐ろしいものでした。

群馬県というとスキー場が多い、というイメージがあるので、

よく「雪が降るんでしょ」と言われますが、それは群馬県北部の話であって、

私が住んでいた群馬県南部においては、ほぼ降りません。

代わりに、南部の冬にはからっ風と呼ばれる風が吹き荒れます。

からっ風、というのは要するに山を越えてきた非常に強くて冷たくて乾燥した風なのですが、

この強風が体感温度を著しく下げます。

それが台風に近いレベルの風速で、毎日、マジで毎日、吹き荒れるのが群馬県南部の冬。

昼はテニスのボールがからっ風に流されてまともに練習するのが難しいし、

夜は誰か叫んでいるのではないかという「ひゅおぉぉぉ」という唸りが家を揺らす。

思い出しただけで憂うつになってきた。

あれに比べたらね、愛知県の冬はだいぶ平和です。

やれやれ。