ハスキー
これ、考えてみればあまり人に言ったことがないんだけど、
僕はかなりたこ焼きが好きです。
サービスエリアなんかでたこ焼きが売っていると、
僕はそれを無意識に目で追っているらしく、
「たこ焼き食べたいんかな?」と妻に毎回聞かれます。
そう聞かれると、食べたいような気がしてきます。
さっき食事を済ませたところなのに。
大丈夫か俺。
さて、先日、中浜校から本部に至る道で、
たこ焼き屋に寄りました。
注文をすると、店員がやけに僕のことをじっと見ているではありませんか。
僕はひどく空腹で、
通常の2倍くらいのたこ焼きを一人で注文したので、
「こいつこんなに食うのかよ」と思われたのかと思ったら、
そうではなくて、
卒業生でした。
中浜校の。
もう高校を卒業したとのこと。
そうか、そんなに前か。
「うっすら覚えてますか?」
「いや、はっきり覚えてるよ。全然勉強せんかったもん」
と僕は言い、彼は楽しそうに「今もです」と笑いました。
僕が席に着くと、
「先生、お疲れ様です、お茶でも飲んでいって下さい」
と烏龍茶をサービスしてくれました。
卒業生とは外でちょくちょく出くわすが、
まあ、ちょっと気まずいというか、
気恥ずかしいような気分がないわけではないです。
ただ、とにかく元気で生きているのを見るのは、
いいですね。
ヒナタ、烏龍茶ごちそうさま。
今度行くときは、ちゃんと烏龍茶も注文します。