ハスキー

豊橋市、二川校。

新中2の最初の授業は、化学変化、特に分解についてでした。
そこで出てくるのが、ホットケーキ。

ホットケーキミックスには、ベーキングパウダーが含まれます。
そのベーキングパウダーの成分のひとつである、炭酸水素ナトリウムの分解こそが、
ホットケーキが膨らむ鍵である、という話ですね。

さて、真剣な理科の話題と見せかけて、
本日は「ホットケーキ・パンケーキ問題」に結論を出してやろうじゃないか、という回です。

ホットケーキとパンケーキ、いったい何がどう違うのか?

化学変化を学びに来たあなたは、ブラウザバック!

さあ、いきなり結論だ。

ホットケーキとパンケーキは基本的には同じ。

くり返す、ホットケーキとパンケーキは基本、同じだ。OK?

ただ、「ホットケーキ」という言い方は、日本で生まれたものであって、海外では通じないんだって。
だから、あなたがニューヨークあたりに旅行して、どんなに優れた発音で「ホットゥケイク!OK?」とか言っても、ホットケーキは注文できない。
パンケーキ、と言うがよい。

ただ、「パンケーキ」という言葉の本来の意味は、日本人がイメージする「ホットケーキ」よりも、もう少し幅広いらしい。
「パンケーキ」の「パン」は食パンとかの「パン」ではなく、フライパンとかの「パン」なのよ。
今、これを読んでいる日本人の九割が「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」というなぞなぞを思い出したと私は予想するけれども、まあ、それはいい。
それはいいとして、フライパンの「パン」っていうのは、「底の浅い鍋」のこと。
だから、フライパンみたいなやつで焼かれたケーキは、全部「パンケーキ」になる。
そういう意味では、クレープなんかも、パンケーキに含まれるってことらしい。

ホットケーキはパンケーキの一種であり、かつ、日本でしか通じない呼び方、これだけおさえておけばいいでしょう。

ということで、ホットケーキ・パンケーキ問題、一件落着。