ハスキー

開拓塾、豊田市。

豊田市のみなさんはじめまして、箸本です。
その地域に根差したトピックであると見せかけて、実は何の脈略もない、という文章を私はしばしば書きますが、今回もその類いです。

開拓塾の各校舎、新中1の生徒たちには、現在、植物の授業を進めています。

こんな言い方はアレですが、私は植物にはほとんど興味がありません。
動物はとても好きなんだけど。

ただ、そんな私が唯一、これは興味深い、と昔から思っているのが、食虫植物。

ウツボカズラとか、

ハエトリグサとか。

食虫植物っていうのはもちろん、虫を食べちゃう植物です。
これ、本当にすごいと思う。
どういうことなんだろう、マジで。
光合成で養分を生成するから食事をとる必要ないよね、っていうのが植物の本分であるはずなのに、食事をとっちゃう、でも光合成もできちゃう、っていうのはどういう了見なんだろう。
なぜ虫を食べるんです?
どうしよう、「光合成だけでも生きていけるけど、虫って美味しいから」とかだったら。
怖すぎる。
そんなことを思いながら、調べたわけです。

そしたら、こういうことらしい。
食虫植物は、もちろん光合成をするから、それだけで、ある程度の栄養は確保できる。
しかし、食虫植物は、栄養の乏しい土地に生息しているため、虫を食べて栄養を補っているのだ、と。
逆に言えば、虫を食べることによって、他の植物が生きられないような環境で生きることが可能になっている、ということらしい。
なーるほど。

生物が生き残るための不思議な仕組みに触れるのは、とても楽しい。