ハスキー

先日、鷹丘校にて、青陵中の自習教室&テスト対策補習をしていたときのこと。

いつも積極的に質問してくる鷹丘生たち。

その日もたくさん質問があり、中2の生徒からは、国語の「熟語の構成」について、こんなのが。

「先生、この『禍福』って、何で『禍』と『福』が逆の意味なの?ていうか『禍福』って何?」
「『福』は、幸せじゃん。『禍』は、今の時代、よくニュースで見るよ」
「わかった、『コロナ禍』!」
「正解!それ。じゃあ『コロナ禍』って何なの?」
「???」
「『禍』っていうのは、わざわい、ってこと。『コロナ禍』は、コロナがもたらすわざわい、ってことよ」
「そっか、だから『禍』と『福』は逆かあ」

というようなことがあって、
放課中、
「俺、『コロナ禍』の意味初めて知った」
「日本語はマジ難しい」
というような話を何人かの生徒がしてきた。

その中で、確かに、と思ったのが、
「『七転び八起き』って、何で八回起きてるの?七回じゃね?」
という疑問。
確かに。
七回転んだら、七回起きればいい気がする。
八回起きるくらいの勢いでいけ、ってこと?

わからん。
調べました。

「人は生まれたときには寝ているから、そこから起きるのを一回と数える」
(諸説あり)
だって。
へー!
でも何か、こじつけっぽくもある。

まあ、一見すると矛盾して見える日本語にも、実は深い訳があったりするのかもしれない。

しかし、ちょっと前に鷹丘校の近くで見た自動販売機は、誰が何と言おうと矛盾している。

「猫よりあったかい」って。

やだー。