ハスキー

鷹丘校では、青陵中の定期テストの得点が出始めて、
その結果に基づき、授業後には生徒との面談対応。

今日も、松岡先生、出戸先生に協力してもらいながら、
何人かの生徒に残ってもらって、
弱点部分のフォローや、
次の定期テストに向けて勉強していくことの作戦を立てました。

5月定期が終わったと思ったら、すぐにやってくる6月定期。
燃えるしかない!

面談を終えると、あら、教室に懐かしい顔が。

ずいぶん前の卒業生で、最後に会ったのが何年前かも思い出せないくらいだけど、覚えていました。
何といっても、彼女は開拓塾の大ファン。
僕は今年で十五年、開拓塾にいるけれど、
彼女ほど熱狂的なカイタクファンをほとんど知りません。

僕と松岡先生に会いに来てくれたのだけれど、
(正確には、僕と松岡先生が今日、鷹丘校にいる可能性にかけて来てくれたのだけれど)
彼女は塾生だった頃、僕の授業も松岡先生の授業も、通常では受けていません。
(中3の時の受験講座のみ。)
というかそもそも、彼女は鷹丘校の卒業生ですらないです。
通っていたのは、豊橋東校。
にもかかわらず、通常を教えていたわけでもない我々に会いに、鷹丘校にやって来る。
これだけでも、普通のファンではないことがわかってもらえるかと思います。

「今いくつ?」
「二十七です」

にじゅうななー!?
マジでー!?

すっかり立派な社会人になっていました。
彼女はもう、彼女に授業をしていた頃の僕よりも歳が上なのです。
不思議じゃなーい?
私は先月のブログのように、また中島みゆきの「時代」を歌いそうになるのをこらえながら、彼女と話しました。

卒業生が会いに来てくれるとき、
色々思うことはあるのだけれど、
結局、僕の考えが行き着くところは毎回同じで、芸がなく、
元気で、生きていて、よかった。
それだけです。

開拓塾の何が好き、ではなく、
開拓塾という存在が、好き。
そういう生徒でした。

カナ、ありがとう。
元気で。