ハスキー

豊橋市、二川校での授業を明日に控えて、何の関係もない話でアレですが。

僕は、群馬→京都→豊橋、と生活圏を変えてきたので、日本の東西で言語や習慣が違うことは、結構肌で感じてきたように思います。

食に関することだと、しょう油の濃さとか、カツオだしと昆布だしとか、卵焼きの味つけとか、色々あるけど、僕が一番びっくりした、というか「ややこしすぎるだろ」と思ったのは、「うどん・そばのキツネ・タヌキ問題」ですね。

調べたら、愛知県はこの問題に関しては関東サイドに属するっぽいので、共感してもらえると思うんだけど、
「関西には『キツネそば』というものが存在しない」、
マジかよ、と。

じゃあ何ですか、関西の人はそばに油揚げをのせて食べないんですか、と。
それは『タヌキそば』と呼ばれる、
マジかよ、と。

ちょ待てよ、じゃあそばに天かすをのせたアレは関西では何て呼ぶんだ、と。
それは『ハイカラそば』と呼ばれる、
いい加減にしろ、と。
何がハイカラだ、と。
だいたいなあ、「ハイカラそば」って変換しようとしたら「肺からそば」とか出てきて怖いんだよこっちは。

さて、混乱してきたのでまとめると、
①油揚げがのったうどん → 関東では「キツネうどん」、関西でも「キツネうどん」
②油揚げがのったそば  → 関東では「キツネそば」、関西では「タヌキそば」
③天かすがのったうどん・そば → 関東では「タヌキうどん・タヌキそば」、関西では「ハイカラうどん・ハイカラそば」

よって、関西には「キツネそば」および「タヌキうどん」が存在しない。
証明終わり。