困難な事象が訪れたとき、

人はとかく、その事象を見つめ、
その事象について思考なり、
話し合いなりすることが多いだろう。

やがて、何らかの結論を出す。

私は、真っ向から否定したい。

あなたから事象という出来事という
下向きに活動、
それが最短コースだろうが、

正解のコースではない。

仮にあなたが優秀ならば、
それで成功という判断結果を
もたらすことができるかもしれない。

仮にあなたがもう一歩の人であるならば、

まず間違いなく、失敗する。

なぜなら、
いまいちのあなたが困難な事象に対し、
素晴らしい答えなんて出すことが
できないからです。

いまいちのあなたと事象という
往復活動を何回やったとしてもです。

困難な事象ということは
応用問題です。

簡単な問題も簡単に間違える人が、
難しい問題、
ほとんど正解を出せない人の問題に対し
正解を出すなんて、荒技を出せるはずもない。

困難な事象が訪れた時、
見る場所は、振り返ることです。

困難な事象が訪れた時、
見る場所は、上です。

空ではない。

困難な事象が訪れた時、
見る場所は、事象ではなく、
理念。

理念を見るのです。

答えをあなたが作るのではなく、

理念から答えを探るのです。

そこに可能性が生まれる。

困難な事象が訪れたとき、
見る場所は、理念。

理念へ向かい、あなたが中間点、
そして困難な事象。

その反復活動です。

あなたが中間点ですが、
中心点ではない。

困難な事象が訪れた時、

見る場所は、理念を。

開拓塾の社員はこれを刻み込んでもらいたい
と願う。